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月の巨大遺跡が舞台の1989年SFホラー「ムーントラップ」

  • 執筆者の写真: 昭川和子
    昭川和子
  • 2024年8月12日
  • 読了時間: 2分




今回は「月」と、そこに存在するという【地球からは確認できなかった巨大遺跡】を舞台に繰り広げるシャカリキ・SFアクション・ホラーについて「ホップ・ステップ・マガジン」のリズムで触れて参りたいと思います。


ある日、宇宙空間でスペースシャトルを乗り回してブイブイ言わせていたベテラン飛行士【ジェイソン】が、なんと「飛んでもハップン歩いて5分」でイカレポンチな香り漂う「謎の宇宙船」を発見。その船からは怪しげな1万4千年前になくなったと見られる「人間のミイラ」と奇妙な楕円系の「虫っぽい物体」を回収します。


しかし、 その「虫っぽい物体」は機械で出来た非常にデンジャラス且つドラえもんも真っ青なロボットで、基地の中のナウでレトロな機械やコンピュータ等を乗っ取って人々に襲い掛かって来るのでありました。 アジャパ~! そしてその危機を何とかヤンワリした格闘の末に切り抜けた面々は、謎を解明する為に月へとレッツラゴーするのであります。


※アポロ11号の月面着陸(1969)から20年。 現在引退している「スペースシャトル」がまだナウでトレンディ―だった1989年の製作。この年は丁度「昭和」と「平成」のつなぎ目の時期だけに、当サイトとしては非常に感慨深いものを感じる今日この頃です。 (パッと見妙に画質も出て来る機械類も「おっくれってる~!」な雰囲気ですが、それが当時の絶妙なナウさを味合わせてくれていると思います。)





月の巨大遺跡の中では、月の先住民の最後の生き残りらしいマブいおなごが冬眠状態で眠っている非常にグヘヘリティの高い状況となっており、彼女と宜しくやったりあっぱらぱ~な敵と死闘を繰り広げたりと「くんずほぐれつ」を展開。


戦闘が妙にスローであったり全体的に壮絶な展開であるにも関わらずノリが軽い感じだったりするのはB級映画としては寧ろイカス香ばしさを放っていると言うべきなのやも知れません。


宇宙服とかもなんかアポロの月面着陸時のものと比べてもモッサァなモコモコリティ溢れるシルエットですが、当時のテレビシリーズとかならこれでも結構「OK牧場」なクオリティではないでしょうか。 ナウいね~!





【出演者】ウォルター・コーニッグ|ブルース・キャンベル|リー・ロンバルディ|ジェイソン・グラント|レイ・タナー【監督】ロバート・ダイク





上画像はイメージです。



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